http://producingoss.com/ja/producingoss.jp.foreword.html
やっと最後の原稿を脱稿した。上記がそれである。
俺と高木さんが全文の翻訳を手掛けた Producing Open Source Software(邦題:オープンソースソフトウェアの育て方)は、来月中に日本語版が出版される予定となった。ボランタリーで翻訳をはじめたときはまさか出版されるなんて思っても見なかったわけだが、ここまで来れたことを今は素直に喜びたい。これで今年の目標の一つは達成できることになる。
上記のリンクを見ても分かる通り、この本はオンライン版として全文がオープンソースで公開されている。オープンソースソフトウェアの開発者は勿論のこと、ソフトウェア開発者であればきっと面白く読めるだろう。オンラインで読んでみてもし気に入ったら、手に取って頂ければ嬉しく思う次第だ。
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原著が2005年に出版されたもので若干古いので、内容については原著者の Karl Fogel とも協力しつつ、URLやツールについての記述は極力最新のものに追随したり、注釈を施すなどした。原著の出版時から動きがあった部分(ライセンス等)についても Karl によってアップデートが行われている。オレンジニュースなどでは記述に若干古い部分があるとの指摘があったが、現状公開されているものについてはその指摘はもはや当たらないだろう。
この本を通じて、オープンソースの世界が少しでも人々に伝わることを願っている。
2 件のコメント:
質、量ともに、すばらしい翻訳ありがとうございます。発売されたら即買いします!
ありがとうございます。発売にはあと一月ちょっとかかるみたいですので、気長にお待ち下さいませ。
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